与沢翼氏の「ぶち抜く力」を読んでみた。
私の読書は、８割がビジネス書、２割が小説です。ビジネス書を読む時は、尊敬する経営者の本もあれば、自分に持っていない知識の豊富な方の本を読むように心がけています。
与沢翼さんというのは、今の自分に一番遠いところにいる人。「秒速で１億円稼ぐ男」には、自分はなりたいと思わないからです。
しかし、そんな自分の対照的な人の考え方には、少なからず気付きがあるものです。
そんなこんなで読んでみたのですが、想像以上に為になりました。株や仮想通貨のくだりは正直どうでもよかったのですが、投資で成功を収めている与沢氏ならではの、風の読み方、知識を得てからの仮説の立て方は、自分の考えに共通するものがあった。
要は、与沢氏はこの本を通じて「自分自身で考え抜く力」を伝えたかったのだと思います。
本書は一般的な人（サラリーマン）に対する言葉使いで書かれているが、その方たちのどれくらいの人が、この本を読んで起業したり副業したりしようと思うのであろうか・・
最近よく思うことは、サラリーマン時代と経営者になってからとでは、考える内容が全く違うのです。脳の使う部分が違うとでも言いましょうか・・とにかく思考が違います。
なので、この本をサラリーマン時代に読んでいても意味がわからなかったかもしれません。単純に資産が数十億ってことに「すげーなー」の感想で終わっていたかもしれません。
私にとって、起業がすべての思考を変えたきっかけになったので、本当に良かったと思います。そのおかげで本書に書いてある与沢氏の本当に伝えたいことも理解できた気がしてます。
あとは実践あるのみ！秒でとまではいきませんが（笑）自分の事業に魂を売り、圧倒的な結果を出していきます！！
